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衛生研府中市移転計画は撤回されました

国立医薬品食品衛生研究所(衛生研)は2012年9月14日、府中市への移転を断念し、川崎市京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区内の「KING SKYFRONT」へ移転することを正式に発表しました。
これにより、2008年3月より続いてきた衛生研府中移転問題は一応の解決を見ることができました。

地元一帯となった反対運動で移転を阻止

私たちは2008年3月の移転計画発表以来、住宅街の真ん中に危険なバイオ研究施設はいらないという決意で、運動を続けてきました。国の関係省庁への意見書提出や市議会への陳情、市長への「衛生研の移転中止を求める1万人署名」の提出など、移転計画の中止を求めてさまざまな活動を行ってきました。
市議会でも衛生研移転を含む跡地利用計画が繰り返し議論され、昨年3月議会で「府中市内基地跡地における国立医薬品食品衛生研究所移転計画及び国家公務員宿舎整備計画の中止を求める意見書」を全会一致で採択・国に提出、これを受けて府中市も内閣総理大臣などに対して「移転先の見直しを求める要望書」を提出しました。
このように地元が一体となって「No! 衛生研」の声を上げたことにより、移転計画は中断を余儀なくされました。そうした中で川崎市がライフイノベーション国際戦略総合特区への誘致に動き、衛生研がそれに乗る形で府中移転計画が撤回されたわけです。

市民のための基地跡地利用計画策定を

基地跡地の利用について府中市は、国や東京都と協議し市民ニーズを踏まえゼロベースで検討するとの方針を示しています。跡地は、土壌調査によって深刻な鉛汚染が明らかになっています。震災等の災害発生時に避難場所として活用するためにも今のまま放置することは許されません。早急に市民のための跡地利用計画を再策定することが求められています。
4年間半に渡り、私たちの活動を支えてくださった多くの皆様に御礼を申し上げます。

6・25衛生研問題を考える会・報告会

~衛生研移転「白紙撤回」に向けた3年の歩みと新たな一歩をめざして

2011年6月25日、衛生研問題を考える会は報告会を開きました。

当日は民主党市議会議員の西宮幸一さん、社民党市議会議員の村崎啓二さんから市議会の状況について報告があり、衛生研問題を考える会代表の野上より署名提出およびその後の活動報告がなされました。

特別報告として国立感染症研究所 元主任研究官の新井秀雄さんから『衛生研の回答に対する批判』、竹見智恵子さんから『震災から見えてみたもの~自衛隊NBC部隊』の講演が行われました。

衛生研問題については、野口市長、市議会も移転反対で一致しており、現時点では移転凍結という状態になっています。ただ、衛生研側は20年以上前の閣議決定を楯に移転をあくまでも主張しており、いつ移転計画が再稼働するかもしれません。移転計画の白紙撤回実現まで、粘り強い運動を続けていきましょう。

府中市長から衛生研所長への「1万人署名の提出に係る対応等について」

衛生研所長からの回答「1万人署名の提出に係る対応等について(回答)」

府中市議会の意見書「府中市内基地跡地における国立医薬品食品衛生研究所移転計画及び国家公務員宿舎整備計画の中止を求める意見書」

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