福島菊次郎追悼写真展・講演会『闘え』

  • 日時:2016年6月25日(土)、26日(日)
  • 会場:府中グリーンプラザ(京王線府中駅北口1分)
    • 25日:写真展:11時~21時 5F展示ホール 無料
    • 講演会:19時~20時30分 6F大会議室 資料代500円
    • 講師:フリージャーナリスト 上杉隆
    • 26日:写真展:9時~18時 5F展示ホール 無料
  • 主催:福島菊次郎写真パネル保存会
  • 協力:株式会社共同通信イメージズ 恵泉女学園大学

戦後70年の2015年9月24日、報道写真家・福島菊次郎さんが山口県柳井市で94歳の生涯を閉じられました。2014年12月に多摩市で開催された初の全写真展と、1000人の聴衆を前に福島さんが語ったことが、ついに本当の「ラストメッセージ」になってしまいました。
被爆者差別、公害、三里塚、自衛隊、軍需産業、天皇制、朝鮮問題、そして原発--。命を軽視した権力の本質が戦時中と変わっていない戦後の現実、「平和国家」ニッポンの嘘を、福島さんは写真を通して暴き出したのです。
そして、福島さんが亡くなる直前の9月19日、日本を「戦争のできる国家」「国境を越えて人殺しのできる国家」に変える「安全保障関連法」が国会で強行採決されました。
福島さんは「殺すな! 殺されるな!」として天皇制、侵略戦争に一貫して反対し続けました。その意思は膨大な写真パネルとして、私たち市民に託されました。この写真パネルを市民共有の証として、福島さんの反戦、反権力の意思を継承し、私たちは平和を強く希求したいと思います。その思いを引き継ぐ集い『闘え』に、ぜひご参加ください。


福島菊次郎さん、永眠されました

2015年9月24日、福島菊次郎さんは脳梗塞で他界されました。享年94歳。昨年パルテノン多摩で開催された講演会・写真展がとうとう最後の『ラストメッセージ』となってしまいました。お悔やみ申し上げます。

福島菊次郎講演会、写真展、大盛況でした

12月22日から27日までの全写真展、そして27日の講演会には大勢の方にお越しいただき、大盛況で幕を閉じることができました。講演会には1000名以上が来場され、福島さん、そしてアーサー・ビナードさんの熱いメッセージを受け止めていました。

福島菊次郎
福島菊次郎
福島菊次郎

反骨の報道写真家・福島菊次郎さん(93歳)の真実の記録と不屈の精神が多摩に集結!
不穏な時代に抗する、その魂の軌跡に学び、真の市民世紀の創造へ、いま!

これが本当に最後の機会となりそうです。
どうかご来場ください!

福島菊次郎 全写真展

  • 日程:2014年12月22日(月)~ 27日(土)
  • 時刻:10:00 ~ 20:00 *最終日(27日)は18:00まで
  • 会場:パルテノン多摩展示室
    小田急多摩センター駅・京王多摩センター駅・多摩モノレール多摩センター駅 徒歩5分
  • 入場料:無料

講演会『93歳のラストメッセージ』

  • 日程:2014年12月27日(土)
  • 時刻:12:00開場 13:00開演 ~ 16:00
  • 会場:パルテノン多摩大ホール
    小田急多摩センター駅・京王多摩センター駅・多摩モノレール多摩センター駅 徒歩5分
  • 入場料:1,000円(先着順・当日券のみ/10:00amより入場整理券配布)
  • ゲスト:アーサー・ビナード(詩人)

プレイベント映画『ニッポンの嘘』

  • 日程:2014年12月6日(土)
  • 時刻:18:30開場 19:00開演 ~ 21:00
  • 会場:永山公民館5階ベルブホール
    小田急永山駅・京王永山駅 徒歩5分
  • 鑑賞券:1,000円(先着順・当日券のみ)

お問い合わせ

主催:福島菊次郎展TAMA実行委員会 連絡先:090-2745-5036(加藤) kikujiro.tama@gmail.com

福島菊次郎展TAMAニュース

第2号 2014年12月22日発行

福島菊次郎展TAMAニュース

寄せられたメッセージ

■樋口健二さん(フォトジャーナリスト)

「尊敬する福島菊次郎さん、ご健康を祈ります」 反骨精神を生涯貫き通してきた福島菊次郎さんを52年前から尊敬してやまない私である。写真界に入り早や半世紀、その当初に代表作『ピカドン』という写真集に接し、強烈な衝撃を受けた。原爆にあえぐ生々しい映像を忘れられない。さらに自衛隊と兵器産業を告発し、公害列島他の日本を描写したその精神を心から愛してきた。全て国家と大資本を相手のフォトドキュメンタリーは日本の歴史に見事な遺産を残した。多くの人たちに彼の作品展をみていただきたい。

■鈴木邦男さん(一水会顧問)

弾圧に耐え、世の不条理と闘うカメラマン。その闘志は一体どこから来るのか。襲撃されたり家に放火されたり……。それでも、やめない。蛮勇だ。尋常ではない。特に家族がいたら、とてもやっていけない。「どっちが大事なんだ!」と仲間からも批判されるだろう。でも闘う。その決意と覚悟の原点を知ろうと思った。取材の日、突然拒否された。昔、写真展を右翼につぶされた。それを思い出したのだ。僕は全く関係がないのに。右翼の〈原罪〉を背負って生きるしかないのか。福島さんは今回が「最後の上京」だという。でもカメラマンをやめるわけじゃない。この人は死ぬまでカメラマンだ。対談をしてほしい。捨て身のカメラマンの原点を知りたい。どこまでも追ってゆく。

■篠田博之さん(月刊「創」編集長)

表現者が反権力であることが当たり前だった時代がだんだん遠くなっていく現在、福島菊次郎さんはそんな原点を思い起こさせてくれる貴重な写真家だ。
その作品が訴え、語りかけてくるものは、こんな時代だからこそ新鮮だ。高齢など気にせずもっと撮って、もっと訴えてほしい。

■木内みどりさん(女優)

カメラを構えた人が「おふたりともこちらを‥‥」と言うと、いきなり背筋を伸ばして体重37㎏小柄な菊次郎さんがわたしの肩をぐいと抱きしめました。
写った写真を見ると菊次郎さんは「男」でしたし、抵抗する精神の塊りのような菊次郎さんに抱きしめられて、その時のわたしは「女」に写っていました。
12月、福島菊次郎写真展があり、映画「ニッポンの嘘 」の上映があり、菊次郎さんの講演会がある!
事件です。

号外 2014年12月6日発行

福島菊次郎展TAMAニュース

「何があっても東京に行きます!!」

第1号 2014年11月1日発行

福島菊次郎展TAMAニュース

「12月には万難を排して上京します」

「勝てなくても抵抗して未来のために
一粒の種でもいいから蒔こうとするのか
逃げて再び同じ過ちを繰り返すのか……」
私たちは今、混迷の時代を生きる覚悟を問われている。

福島菊次郎 略歴

昨年府中市で行われた「福島菊次郎 遺言 最終章」の様子