握力が強い=長生きする?「時事」

握力の強さと死亡するリスクには相関関係があるらしい

自分の寿命を知りたいと思いませんか? 実は、握力の強さと死亡するリスクには相関関係があるらしいという報告がいくつかあるのをご存知でしょうか。日本国内では、2012年、厚生労働省の発表として「最も握力の強いグループの死亡リスクは、最も弱いグループより、約4割も低かった」という報告がありました。さらについ先月には、英国の大学において、握力を含むいくつかの身体能力が高い方々のほうが、死亡リスクが低かったという、先の厚生労働省と同じ結果の統計が取れたそうです。握力が強い=長生きする! ということ?!

 3つの身体能力で評価できる?!

身体能力とは、53歳の時点で測定した握力、椅子からの立ち上がり速度、立位バランスの3つを指し、この身体能力が高いほうが、その後13年間の死亡リスクが低いという報告が、約1ヶ月前、英国ロンドン大学からなされました。

握力は握力計での測定、椅子からの立ち上がり速度は座った状態から立ち上がり、また座る動作を10回行うのに必要な時間を測定、立位バランスは目を閉じて片足立ちできる時間を測定しました。握力は「高い」、立ち上がり速度は「速い」、バランスは「長い」ほうが身体能力は高いと判断されています。

「本当?!」という感じがしますが、1999年当時、53歳だった2766人のうち、13年後の2012年までに177人が死亡。死亡した方々の53歳時の身体能力を確認すると「低い人が多いかった」ということが、統計的にも「傾向」ありと認められたそうです。

死亡との因果関係の調査は、どれも時間がかかるので、なかなか調査結果に恵まれませんが、これらの身体能力は長生きに関する身体の力の「何か」を表しているようですね。さらにアメリカ国立老化研究所では、「テニスボールを使った握力アップ」を推奨しており、握力アップで寿命も延びる!? かもしれません。