格安SIM、基本底上げ、春から3GB/月が「スマホ」
格安SIM、基本底上げ、春から3GB/月が「スマホ」
編集部 簗 尚志
格安SIMの人気が衰えない。爆発的ではないが、じわじわとユーザー層を広げている感じだ。そんな印象は、以下のニュースからも伺える。
・格安SIM大手の OCN、hi-ho、IIJ mio が、2~3GB/月を発表。4月から開始予定。どちらも月々、約900円のプランで、2~3GBのデータを利用可能。この量が使えるなら十分なユーザーは多いはず。つまり一般ユーザー向けは、1,000円/月が定着した感じがある。
また格安SIMを使うのは、スマホ2台持ちのようなヘビーユーザーが多かったが、普通のユーザーにも浸透してきた。だって、イオンで Xperia が買えるんですから!
・イオンのスマホに、ソニーモバイル製「Xperia J1 compact」、京セラ製「S301」が登場予定。従来は韓国製が多かったイオンの扱いだが、旧型とはいえ人気機種の Xperia の登場は、イオンの格安SIM市場への期待を伺わせる。
さてそうなると気になるのは、どこまでいくのか? という部分。月々のデータ量は、年末には4GB/月ぐらいまでいきそうだが、これ以上増やされても普通のユーザーはもう十分なので、この部分での競争は少なくなりそう。端末は、前の機種&格安SIMとのパッケージが流行りそう。
さらにNTT東西の光通信の法人向けおろしが進んでいるので、2015年は、格安SIM含め「通信インフラ」のキャンペーンセールが続きそうだ。あのツタヤも光に参戦し、「タダで映画が観られます!」とキャンペーン中。このようなコンテンツホルダー&光 という展開は増えそうです。
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