超シンプルなアプリ登場「スマホ」

知り合いに一言かける、だけのアプリ登場

「Yo」は、米国生まれのアプリ。日本語で言えば「よう!」と声をかけるアプリだ。声をかける側、受けとる側の両者がインストールして使う。

で、びっくりしちゃうのが、これは「Yo」という声かける「だけ」のアプリでなのである。

いや間違いではない、それだけしか機能は「ない」。

もう少し詳しく書くと、Yo と声をかける相手を選択する画面はある。

で、そこで相手を選べば、「Yo」と声をかけられる。

yo

(iTunes より。「Yo」紹介のページ)

え~! そんな超単機能なアプリってありえるの? また、役に立つの! と思われると思う。

しかし、よく考えてみると、知り合いからなら、シチュエーションによって「Yo」一言でもいろいろ伝えられることは多いかもしれない。

さっき、ちょっと言い争いした相手からなら > 仲直りの挨拶と思える

ひさしぶりの相手からなら > 会わないか? という連絡に思える

忙しいときにもらったら > 元気? がんばってね、という声かもしれない

などなど…

知り合いなら、イメージを膨らませて、「アイツ、何をいいたいんだろう?」と思うのも楽しいことだ。間違ったって、かまわない。また、そこから新しいコミュニケーションが生まれるというもの。

ということで本記事の筆者としては、このアプリ。気に入りました。

・・・

加えて、1つ思ってしまった。

こんなアプリは、スマートフォンだから成立するのであってパソコンだけのインターネットではありえない! 話だ。

 それだけスマートフォンというデバイスは、ユーザーに身近なのだろう。だからちょっとした事でも、アプリとして代理させてみたくなるのかもしれない。

 筆者的には、フォトショップで有名なアドビ社の動向に似たような感覚を覚える。アドビ社は、最近同社の著名なソフトを iPad 等で使えるようにしているが、アドビ社の見解の1つとして、「タブレットユーザーは単機能を好む」という見方がある。

 このためアドビのモバイル用アプリは8種類も用意されており(iOS向け、Android用は4種類)、それぞれ機能が特化されているようだ。

adobe

(Adobe社、モバイルアプリ紹介のページより)

 スマートフォン、タブレットというデバイスは「単機能」という言葉と相性が良いようだ。確かに、自分と近い距離で使えるデバイスは、集中して使いたいから、ひとつの機能に集中したくなるのかもしれない。iPad も集中してもらいたいために、マルチウィンドウは「あえて」使えなくしているという説もある。

 昨今の薄くて軽いノートパソコンと、キーボード付きタブレットは「同じようなもの」という見解があるが、それは何かを見過ごしているのかもしれない。ほんの少しの違いのように見えるが、そこには「大きな」違いがあるのかもしれない。